ハローワーク求人に応募が来ない理由 その３
目を惹くメッセージがない

ハローワーク求人で仕事を探している人は、たいていの場合、就業場所と希望職種を選択して検索をかけています。ハローワークインターネットサービスにおける検索条件設定でも、就業場所や希望職種は「基本検索条件」になっています。

ある程度通勤しやすい範囲から探している人が多いでしょうし、「自宅から●●分以内で通えるところ」と基準で探している人もいると思います。希望職種については、過去の自身の職歴にあった職種や、職歴と照らして大きな抵抗がない職種で探している人が多いでしょうし、この仕事をやってみたいというチャレンジ精神で探している人もいるでしょう。

この２つで、工夫の余地があるのはどちらだと思いますか？就業場所は動かしようのないものですよね。職種はどうでしょうか？例えば営業なら、「営業職」という大枠は変わりませんが、「新規開拓営業・ルート営業」「ノルマあり・なし」「出張あり・なし」など、変化をつけることは可能です。つまり、職種のほうが工夫の余地があるということになります。

そして実は、この職種の表現が、面接希望者を集められるかどうかの重要なポイントとなっています。

皆様は、ハローワークインターネットサービスの求人情報検索機能を使ってみたことがありますか？職探しをしている人が、どんな求人票が出ているのかを検索して、検索結果を一覧表示させる機能です。使ってみたことの無い人は、ハローワークインターネットサービスのトップ画面にある、左側青色表記の「求人情報検索」から試してみて下さい。

就業場所と希望職種を選択し検索すると、検索条件に合った求人票の「概要」が一覧表示されます。ここに載るのはあくまでも概要であって、細かな情報は興味を持った会社の求人について、そこからさらに「求人票を表示」とか「詳細を表示」というボタンを押さないと見ることができません。つまりここで、ふるいにかけられていると思ったほうが良いでしょう。

この検索結果表示画面で、各社の求人票のトップに表示されるのが「職種」なのです。なので、ここに目を惹くメッセージを表示できるかどうかは、その先を見てもらえる（「求人票を表示」とか「詳細を表示」をクリックしてもらえる）かどうかの分かれ道ということになります。どんなに魅力的な求人票を作ってあったとしても、見てもらえないことには意味がありませんので、まずは興味を持ってもらう・その先に進んでもらうためのポイントが「職種」という項目にあるということを、意識しなければなりません。

では、「職種に目を惹くメッセージを表示する」とは、どういうことでしょうか？

職種という項目は、最大28文字まで書くことができるようになっています。この28文字には、職種に関することだけしか載せられないかといったら、必ずしもそうではありません。雇用形態や店舗名、勤務時間などの、一見職種とは異なるような情報も載せることができるようになっています。

これを28文字という制限のなかでどれだけ言葉をうまく使って多く表現するか、求職者にアピールしたいことをいかに28文字で伝えるか、というのが「目を惹くメッセージを表示する」ということの意味合いとなります。

そして、もう一つ重要なのは、「仕事の内容」です。仕事の内容の文字数制限は、最大360字となっていますが、検索結果表示画面に表示されるのは、そのうち最初の90文字までとなっています。91文字目以降にどれだけ魅力的なことが書いてあっても、その先に進んでもらえなければ目に留まることはありません。

「職種」の28文字でいかに興味を引き、「仕事の内容」の最初の90文字で職種を補足しつつ、求人票の詳細を見てもらえるような表現をするか。その28文字と90文字の文章表現力が問われていると言っても良いでしょう。

当社の求人票作成代行サービスでは、その点にも十分配慮した求人票を作成するようにしています。重要性は理解できたけれどもどのような表現をすべきか分からない方は、当社に丸投げしていただければ、短期間でこれらの要素が詰まった求人票を作成させて頂きます。ご興味があれば、いつでもお問い合わせください。